必見!資産運用で得られる金利を比較
早速ですが、定期預金の金利を把握されていますでしょうか?資産運用方法の中でも圧倒的にリスクが少なく、安心して預けておける「定期預金」の金利は年々下がっており、現在は0.01%~0.1%となっています。預けている銀行によっても異なりますが、例えば0.01%ですと、100万円を預け入れていても金利で得られるのはたったの100円ですね。
ただ、金利の高い銀行を利用すればもう少しうまく資産運用ができるようになるのです。そこで今回は、日本で人気のある銀行で定期預金をした場合の金利を徹底比較していこうと思います!
また、効果的に資産運用を進めていくうえで重要な「複利」や「単利」についても紹介していますので、定期預金で資産運用していこうと考えている方は是非チェックしてみてくださいね。
では早速、人気の銀行ごとの金利を一覧で比較していきましょう。
定期預金で1年間資産運用した時に得られる金利を一覧比較
では初めに、銀行に1年間預け入れていた場合に得られる金利について比較していこうと思います。
定期預金というと一般的にメガバンクや地元の地方銀行を利用している方が多いと思いますが、ネットバンクという方法もあります。ちなみにメガバンクの普通預金だと大体「0.001%」程度の金利となっており、ほとんど利息が得られないと言っても過言ではありません。
そこで今回は主に金利が高いネットバンクの金利について見ていこうと思います。
銀行一覧 | 定期預金の金利 | ||||
---|---|---|---|---|---|
最低金額 | 1か月 | 3か月 | 6か月 | 1年 | |
イオン銀行 | 1万円~(1円単位) | 0.03% | 0.05% | 0.07% | 0.1% |
新生銀行 | 1000円~(1円単位) | 0.01% | 0.01% | 0.01% | 0.01% |
ソニー銀行 | 1万円~(1円単位) | 0.01% | 0.01% | 0.05% | 0.05% |
住信SBI銀行 | 1000円~(1円単位) | 0.02% | 0.02% | 0.02% | 0.02% |
じぶん銀行 | 1円~(1円単位) | 0.03% | 0.04% | 0.03% | 0.05% |
楽天銀行 | 1000円~(1円単位) | 0.02% | 0.1% | 0.02% | 0.03% |
大和ネクスト銀行 | 10万円~(1円単位) | 0.08% | 0.1% | 0.1% | 0.1% |
ジャパンネット銀行 | 1万円~(1円単位) | 0.02% | 0.02% | 0.02% | 0.02% |
オリックス銀行 | 100万円~(1円単位) | ‐ | ‐ | 0.1% | 0.1% |
セブン銀行 | 1万円~(1円単位) | 0.02% | 0.02% | 0.02% | 0.02% |
最も高いのがイオン銀行や大和ネクスト銀行の0.1%です。楽天銀行や大和ネクスト銀行では、3か月でこの金利を取りことができます。
仮に100万円を定期預金で預けた場合、1000円の金利が付きますね!ちなみに0.001%の場合、100円です。
ちなみに、0.001%は三菱東京UFJ銀行の普通金利の金利水準です。定期預金でも0.01です。通常の銀行では全くネットバンクには太刀打ちできないのが現状です。
単利と複利?お得なのはどっち?
では次に、資産運用をしていく上で重要となる「単利」と「複利」について見ていきましょう。
「単利」にいうのは、単純にもともとの運用額に対する利息のことをいいます。一方の「複利」というのはついた利子にも利息がつきます。これだけだとよくわからないと思いますので、具体例を交えてみていきましょう。
例えばあなたが100万円を年率1%で、5年間運用したとします。では5年後にはいくらになっているでしょうか?
まずはこれを単利で運用する場合…
100万円×1%=1万円
毎年1万円が増えるので、
1万円×5年=5万円
となる計算です。このように、元本に対してのみ金利が付くシステムが単利です。
一方で複利はどうのような計算になるのでしょうか?
複利で運用すると以下のようになります。(条件は単利の例と同じで100万円を年率1%で5年間)
1年目:100万×1.01=101万円
2年目:101万円×1.01=102.100円
3年目:1020100円×1.01=103.0301円
4年目:1030301円×1.01=104.0604.01円
5年目:1040604.01円×1.01=105.1010.05円
となります。
違いがお分かりでしょうか。
複利では、「元本+前年までの利息」に対して今年の金利が計算されるという仕組みです。
ですので、同じ5年という期間でも、1000円ほどの差が付きます。
たった1000円かと思うかもしれませんが、されど1000円です。
これがもし年率10%で運用しているとします。
その場合、5年後にはいくらになっているでしょうか。
100万円を年率10%の複利で運用した場合、5年後には161.0510円となり、単利運用との差は11万円も開きますね。
仮に20歳から60歳までの40年間この条件で運用したとします。
40年間運用すると、100万円がなんと45,259,256円になりますね!しかし単利で運用すると500万円にしかなりません。
複利の計算はネットに計算ツールがあり、それを利用すれば簡単にできますので、複利で運用した場合利息がどのくらいになるのかしっかり把握するためにもしっかり計算しておきましょう。
ここまでのまとめと利率が良いおすすめ銀行
さて、ここまで各銀行の金利をまとめてきました。ネットバンクがメガバンク等に比べてかなりお得であるとこはお分かりしていただけましたでしょうか。ネットバンクとメガバンクとでは10倍~100倍の差があり、より有利な運用をするためには、ネットバンクは必須といえます。
最後に、ネットバンクの中でもよりおすすめの銀行をご紹介します。個人的におすすめは住信SBI銀行です。ネットバンクの中では比較的新しい銀行ですが、非常に使い勝手の良い銀行です。
ポイントは「他行への振込手数料が無料(回数制限あり)」「コンビニATM手数料無料(回数制限あり)」などです。コンビニのATM手数料が無料のところはSBI以外もたくさんあると思いますが住信SBI銀行では、簡単な条件で他行への振込手数料が無料になることが、大きなポイントです。
その条件とは「30歳未満かつ預金1000円以上」もしくは「30歳以上かつ預金30万円以上」です。この条件を満たすことで、他行への無理込み手数料3回無料でATM手数料は5回まで無料となります。
このような敷居の低さが住信SBI銀行のおすすめポイントですね。